NPO法人Smile and Hope のホームページへようこそ。
理事長の太田守武とNPOメンバーによる主な活動をご紹介します。
○無料医療相談
ALSや多系統萎縮症などの神経難病を中心に、あらゆる病気の患者さんの相談を受けています。神経難病については、多くの患者さんが「情動制止困難」という症状の中にあり、怒りが募れば怒りを止められず、死にたいと思えば死しか考えられなくなってしまいます。そういった症状の中で、延命拒否と決めつけるべきではないですし、何よりリハビリが大事になります。訪問看護ならば、一日3回まで訪問できますので、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を有効に組み合わせ、廃用症候群を防ぎ、進行を遅らせましょう。訪問介護のヘルパーによるさすりも重要ですので、かぼすケアグループのような、「情動制止困難」を全スタッフが理解し、ヘルパーと看護師たちが密に連携して、精神的にも、身体的にも支援できる体制が必要です。そして、何よりも多くの人の優しさに触れることが、生きる希望に繋がります。私も無料医療相談で、精神面を支えさせて頂きますし、主治医との連携もしておりますので、万全な体制をとるためにも、まずは無料医療相談をご利用下さい。
〇被災地支援活動
東北や熊本の被災地に太田自らがバスや飛行機で訪問し、交流会や無料医療相談を続けています。風化させてはいけない、心の復興まで共にある、という太田の強い意志のもと、毎年東北や熊本に行っています。
〇講演
ALSの啓蒙、災害時特殊避難訓練、災害時特殊避難セルフマニュアル、災害対策、被災地支援、Wアイクロストーク(太田が開発した目と目で会話ができるコミュニケーション方法)など、皆さんが生きる希望を持って頂けるように、講演させて頂きます。講演料は全額NPOの活動費にあてております。
〇マスコミ取材
現在、30社を超える取材、NHKなど5回のテレビ特集をして頂きました。苦しんでいる方々のためにお役に立てるならば、取材はお受けいたしますので、ご相談下さい。
<理事長紹介>
太田守武。昭和46年5月17日生まれ。早稲田大学系属早稲田実業学校高等部卒。早稲田大学理工学部及び早稲田大学大学院理工学研究科を卒業後、大分大学医学部に入学し、医療と福祉の架け橋となる医師を志す。在学中、医療福祉系サークル大分かぼすの会の設立、九州医療福祉系ワークショップの開催など、心ある医療福祉従事者の育成に貢献。徳田靖之弁護士や山田泉先生の協力の下、薬害問題、ハンセン病など、社会的弱者の声を聴き、医療福祉に必要な、患者さんに寄り添う心の大切さを学ぶ。訪問診療医として、地域医療におけるチーム作りに尽力するも、ALSを発症。一時絶望し、死を望んだものの、家族、仲間、医療福祉従事者の温かさに触れ、再起。2017年にNPO法人Smile
and Hopeを設立し、理事長となり、無料医療相談を開始する。だが、あまりにも苦しんでいる患者さんが多いため、手助けするために訪問介護かぼすケアを開業。さらに、2020年には株式会社かぼすケアを立ち上げ、北川所長を迎えてかぼすケア訪問看護ステーションを開業。スタッフ30名、年商1億円の安定企業となる。2021年には東日本大震災の被災地支援の功績から、宮城県多賀城市で聖火ランナーを務め、僅かに動かせる額と口の2WAYセンサーによる車いす自走に成功。2022年には、NPO法人Smile
and Hopeにて、重度障がいのある患者さん5名参加の東北応援バスツアー(被災地支援活動)を開催。障がいがあろうとも、自宅で暮らせること、旅だってできることを世に広めている。これまでの講演はオンラインを含め50回以上。マスコミ取材は30社を超え、NHKなどでのテレビ特集も5回に上る。
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お知らせ
- 2022年9月4日
- NPO法人Smile and Hope のHPができました!